明光義塾ではたらく「人」を伝える

いずれはみんなのお母さん役に。憧れの明光義塾で働くよろこび

 

明光義塾には、若くして責任ある立場に就き、生徒や保護者の厚い信頼を集めて活躍している教室長がいます。用賀教室の後藤優花教室長もその一人。責任の大きさやプレッシャーに対してどのように立ち向かっているのか、生徒や保護者との関係で心がけていることは何かなど、若手教室長の働き方のリアルを深堀りしました。

 

就活が始まったら明光義塾にまっしぐら。どうしてもここで働きたかった

――教室長になったいきさつを教えてください。

もともと私は明光義塾の生徒だったんです。高2から高3にかけて大学受験のために通っていました。明光義塾に通いだしたことで数学のテストは50点もアップし、授業についていけないような状態から、得意科目だと感じられるぐらい成績があがりました。とてもお世話になりましたし教室のことが大好きでしたので、高校卒業後はすぐに明光義塾のアルバイト講師として働くことにしたんです。私は勉強ができない子の気持ちもよくわかるので、寄り添った指導ができると感じたことも理由です。

働きはじめてみると生徒と関わることはとても楽しく「この環境でもっと成長していきたい」と感じました。そのために就職活動では明光義塾の運営会社ばかりを志望。念願叶って、現在の会社(株式会社ケイライン)に入社することになりました。入社後、1年目は副教室長として経験を積み、2年目となる今年に教室長となりました。

 

――教室長になって驚いたことなどはありますか?

想像していたよりも生徒と接する機会が多かったことです。もっと事務仕事などに振り回されるのかと思いきや、結構たくさんコミュニケーションの時間がとれたことは嬉しい誤算でした。保護者や講師と話す時間も想像以上に確保できています。

 

 

生徒にも講師にも毎回必ず声をかけて、教室を第3の居場所に

――日頃はどんなことを心がけた教室運営をしていますか?

頑張っている生徒がきちんと成績を残せるようなサポートを心がけています。生徒たちが将来なりたいものになれるよう、学習面から支えていきたいです。

そのためには日々のインプットが欠かせません。用賀教室周辺は私立中学に行くお子様が多い地域。私が生まれ育ってきた環境とは少し状況が異なるため、就任当初は中学受験に関する知識が不足していました。しかし教育のプロとして頼られる存在にならなくてはと、近隣の学校事情や受験のシステムについて研究を重ね、今では中学受験事情にも精通してきました。会社の先輩社員にもメールや電話でたくさん相談しましたよ。

 

――教室の雰囲気づくりにおいてこころがけていることは?

生徒も講師も「行くのが楽しみ」と感じられる教室にしたいと考えています。教室を勉強するためだけの場所にするのではなく、みんなの第3の居場所にできたらいい。そのために、生徒が来たら必ず一度は話しかけるようにしています。名前を呼んで、何か一つは褒める。やって当たり前のことであっても、それをちゃんと褒めてもらえること、見てくれる大人がいることはうれしいと思うんです。それは講師に対しても同じこと。講師には「今日も来てくれてありがとうございます」と必ず言うようにしています。実はこれはアルバイト時代に学んだことです。アルバイト講師として勤務していた千城台教室の永島教室長は、感謝の言葉を絶やさない方でした。講師の身としてはとてもうれしかったです。

※永島教室長の記事はこちら

 

 

部活やサークルでメンバーを取りまとめた経験が生きた

――講師たちとはどのような関係を築いていますか?

協力しあいながら教室運営に取り組めるよう、プライベートなことも含めて一人ひとりとよく話をするようにしたところ、私と講師の距離が縮まったことはもちろん、講師同士も段々と仲良くなっていったように思います。中・高・大と学生時代にサークルや部活で様々な役職に就き、メンバーをとりまとめていた経験が生きました。

 

――生徒への指導で心がけていることは?

コミュニケーションは密にとりつつも、あまりにも関係がくだけすぎないようには図らっています。あくまでも生徒と教室長という線引はしっかりとしておく。伝えなければならないことは必ずちゃんと伝えるようにしています。

 

 

簡単ではないけれど、やりがいもあり私生活も充実する教室長の仕事

――休日はどのようなタイミングで取得しているのですか?

第5週目は教室が閉まるのでそのタイミングでお休みをいただくほか、平日のいずれか1日と日曜日を休日としています。日曜日には友人とスケジュールを合わせて遊びにいくことができますし、週末混み合っているスポットへは平日に遊びにいくことができます。

出勤日は13:30から21:30にかけて教室に在室。夜型人間なのでちょうど良いスケジュールです。朝はたっぷり時間があるので、ヨガの講習に行ってから出勤することもあります。

 

――今後の展望を教えてください。

まずは教室を大きくしていきたいです。それから、いずれは入社してくる社員のサポートもしていきたい。

将来的な目標はみんなのお母さん役になることです。教室に通ってくる子のことは、自分の子のように受けとめてあげたい。家庭とは違う第2のお母さんを目指したいです。

また、今後もしも自分が子どもをもつようになったとしても教室運営には携わりたいと思っています。生徒たちと接するこの時間が大好きなので。

 

――「教室長になってみたい」と考えている方へメッセージをお願いします。

正直にいえば、教室長の仕事はやることがいっぱいあって楽ではありません。けれど生徒たちの成長を間近で見られる仕事はとてもやりがいがあり、面白いことがたくさんあります。夢を持つ子どもたちを一番近くでサポートできる喜び。これを味わえる職業はそれほど多くないと思います。